レビュー - そこはかとなくエロゲを綴る  
2017/10/07
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2017/08/19
2017/07/30
2017/06/04
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レビュー

        

キミに迫るオトメのレッスン 感想

category - レビュー
2017/ 10/ 07
                 
9月の新作も2本目が終わりました。
バスト100越えのJカップヒロインやヒップ90のヒロインを堪能できる良い作品でした。

キミに迫るオトメのレッスン/MONAKOあらすじはこちら


キミに迫るオトメのレッスン

原画:kakao
シナリオ:日下部浪漫、伝野てつ他
ルートロックなし、パッチあり
プレイ時間:13時間程度

○システムや動作環境
私のエロゲノートでも問題なく動作しました。
コンフィグについては特筆すべきことはありませんが、BGVの設定があったので今回は個別音量を下げずにプレイしてみたのですが失敗。ヒロインのボイスだけでも十分だったので途中から下げました。


○作画やグラフィック
原画kakaoということでCGも立ち絵も可愛いです。素材は良いので私服がもっとあったりイベントで違った服が見れたりしたらよかったのですがあまりなかったのは残念でした。
エピローグは妊娠ウェディングドレスでのシーンがあるので欲張るならここも立ち絵があれば嬉しかったです。
日菜乃がお風呂の湯に浸からないように結い方を変えていたり、葵の編み込みの結い方が違うCGがあったりしたのは良かったです(後者は描き間違いなのかはわかりませんが)
折角キャラが可愛いのでもっと色々な姿が見たかったというのが強いです。
各キャラシーンCG差分で軽くひょっとこ気味になるところがあるので嫌いな人は少し注意した方がいいかもしれないです。


○主題歌やBGM
EDは静かな声でしたが結構好きな曲調でした。
サウンドトラックも同時に発売されているようですが、BGMは全く印象に残らなかったので買うことはないと思います。
書いている当日にちょうどライブがやっているようなのでそれは少し気になったりもしたり。


○感想
何よりもまず言いたいのは、
この佐倉もも花は最高です
ということ。個人的には佐倉もも花では今年で一番良かったボイスだと思います。

木多野ありも出てるし佐倉もも花も出てるという本当に私得の采配。
しかもこの2人はヒロイン4人の中で一番お尻が大きいキャラと一番巨乳キャラ。
ありがたやありがたやー。
まずCV佐倉もも花の葵ですが、皆はエスカレータ式の女子校で男子に免疫がない中で自分は共学だったので他の子よりも免疫があって主人公が暴走しないようにお世話をしなきゃ!と勝手に躍起してくれる勘違いキャラです。
と書くと少々棘があるようにも見えますが、実際には友人からの信頼があり頭も良くバストサイズは学園トップ。とても面倒見が良い優しい良い子です。そしてボイスが佐倉もも花と日の打ちようがなく出来たヒロインです。共通でも他のヒロインルートでも個別でも耳を幸せにしてくれました。

最初はこうまで言っててエッチなことはダメですスタンスだったのに
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いつの間にか射精管理をするとまで言い出し
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最終的には主人公の望むようになるとまで言ってくれる。
20171007_2 (5)

これはダメ主人公製造機に慣れますね。厳しいけど甘々な凄く良いキャラでした。
シーンがなくても付き合ってたら幸せなんだろうなーというのが凄く伝わってきます。

公式が公開しているCGの中で紐同然の水着を着て乳頭に押し付けているシーンがありますが、凄いと思った反面心配していたシーンでした。かなり恥ずかしがり屋な葵には自ら進んでこれを着て欲しくないなと思っていたのですが大丈夫でした。ちゃんと思っていた通り主人公に頭を下げられて渋々「しょうがないなあ、今回だけだよ?」といった体で着てくれたので凄く良いシーンになっていたと思います。

木多野ありの日菜乃もその大きなお尻を余すところなく活かしてくれたヒロインです。
幼馴染×木多野ありということでそれだけでも強いのに幼馴染だったことで皆の知らない主人公を知っているという優位性をものすごくアピールしてくる愛いやつ。ヒロイン達からしてみたら嫌な印象を持たれる部分ではあるのかもしれませんがそういった描写も一切なく一人で自慢げにしている様子がとても可愛らしかったです。
彼女のにへらーっと笑っている笑い方がかなり好きです。良さしかない。
また、主人公に気にしていたお尻の大きな事に対しての好意的な意見のあとからのこのCGの流れは良かったです。
20171007_2 (4)

他のヒロインについても積極的に見えてその実凄く恥ずかしがり屋で少女漫画のような世界を信じていたりひたすらイチャイチャしていたいのに自身のキャラクターがあるからと仲良く出来ないことで悶々としていたりと皆違う可愛さがしっかりとあったのが良かったと思います。

こういうところはキャラゲーの醍醐味ですよね。荒んでいたところにとても癒しがあり幸せな時間でした。
キャラの掛け合いも面白いですしそういう面ではとても満足できた作品です。

一方で設定やシナリオには少し難ありと感じる一面もありました。
複数ライターが書いているからなのか、設定がきちんとされていないからなのかルートによってキャラクターの性格が大きく違うということがありました。
別のルートではただのツンデレで庭園部メンバーには敵わないといった様子の生徒会長も別のルートでは性格のあまり良くないキャラになっており、人を利用して庭園部を追い込もうとしたりと。どこまでディレクターが指定できるのかは知らないのですがやはり気になってしまいます。
色々なゲームであることなのですがここを複数ライターでもきちんとすり合わせているゲームは違和感なくて良いという印象が出やすいのかなと。

あとハーレムルートも折角いい流れだったのでもっとボリュームをくれれば・・・。CG一枚なのは本当に勿体ない。いいCGだったのですが。

その他は特に気になった点もなく、キャストやスタッフにかなり満足できた作品です。
キャラは可愛いしボイスもいいしでゆったりとプレイしたいときにはオススメできる作品だと思います。

特典がいくつか残っている店舗もあったりしますが、とらが高騰するかと思いきやメロンが高騰している様子。
葵が描かれている特典はどれも良いのでげっちゅ、とら、メロンその他もあれば特典付きだと後々楽しめるかもしれません。


それではまた次の記事にて。

                         
                

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ヤミと祝祭のサンクチュアリ他 体験版感想

category - レビュー
2017/ 09/ 18
                 
しごカレの体験版をやったのですがネタがtwitterでは少々書きづらかったのでこちらに書くことにしました。
ヤミサンの体験版感想も書きたかったのでちょうど良かったということにしておきます。

感想というよりは若干考察寄りなので体験版部分なので誰でもプレイできますが、ネタバレ要素はあると思います。


ヤミと祝祭のサンクチュアリ


原画:神剣桜花、まろたろ(SD原画)
シナリオ:桐月、温泉大祐

ちなみに、読み方は祝祭(ひかり)です。
ヤミがカナで祝祭をひかりと感じで読ませるところで少し気になってはいますが、ここはそこまで仕込んではいないのかなと。

舞台となるのは新座島。この島には5つのルールがあります。
一つ。入島するための同行者を二人以上選ぶ事を禁止する
二つ。定められた日を除き、島を出る事を禁止する
三つ。夜十時以降に屋外に出る事を禁止する
四つ。島にある物を島外に持ちだす事を禁止する
五つ。学園が定める課外授業にはいかなる状況であっても参加する事を義務付ける


この部分は作中でも言及されていますが、例えば動物はどう勘定するのかということであったり抜けようと思えば抜けることが簡単に出来そうなくらいにざっくりとしたルールになっています。
関係者には適用されないような内内の部分もあるようですし、監視カメラが島中にあると会長は言っていましたが外出即アウトというわけでもなさそう。
一はさておき、二~五については仮説ですが、島を出る場合には当然持ち物検査が入る。夜間及び課外授業中には何かが定期的に行われているor出現する(死者が蘇ったり異形が通るなど)。触媒になるようなものがあり、四のように禁止をせずに持ち出されると本土に大きな影響が出る。これらはTOP画面の祠のような場所に繋がるのではないかと考えています。
それと三と五は逆手に取ったイベントが間違いなく存在するのでしょうね。

島は島で大きな謎があり、こちらはきっと姉の死とサンクチュアリと呼ばれる場所とがある物語の中心になる部分なのでしょう。考えるのであれば『祝祭』に当たる部分なのかなと。
そしてラストで語られる、この島はかつては別の名前で呼ばれていたという文章。これが間違いなくキーでしょう。

一方で主人公の超人的なパワーをはじめ、クローデットを裏で操る家系であったり、ユーリエや生徒会長、はてはノエルのような面々には背景に色々な物語があるのだと思います。特にユーリエの目的であったり生徒会長の魂胆は全くわかりません。
これはどちらかと言えば人間模様を個別ルートで描く『ヤミ』の部分なのかなと。
ジョセフはきっとどこかで主人公と殴り合いをしてくれるんでしょうがきっと仲良く終わってくれると思っています。埼玉を遠まわしにディスられるプロフィールにもやもやしたりも。別メーカーのゲームでは所沢を田舎としてましたし。いや田舎ですけども(

ちょっと気になったのは過去回想時の主人公には助ける気がなかったというようなフレーズ。
本当に主人公は守ろうとしたんでしょうか。はたまた主人公が暴走したのか。答え合わせが待ち遠しいです。

本筋としてはこれくらいですが、あえて踏み外した先にも伏線が。
外出した先にいた巫女服の女性。素直に考えればアリスの姉なのでしょうが誰でしょうか。上で書いたように死者が蘇るのか、それとも死んでいなかったのか。
いずれにせよこの段階では思わせぶりな台詞だけを残してBADENDに飛ばされます。
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公式が書いてたので書いちゃいますが、ボイス設定では静と出てきます。アリスの姉も静ですね。

ラストに出てくるセリフも一応聞き起こしてみました。誰が喋っているかは書き出していません。あっているかも自信はないです。
全員、磔にしてやる
そろそろお別れです。
招待したのよ、私が
逃げ出さなかったことはほめてやろう
どうして来てくれたんですか
何者かが、人為的に行った事
そういうことですか
先輩たちは何の目的で、私を
この島の謎を解き明かしてほしい
もう、こんなことはやめにしましょう 
友達を傷つけた借りは返してもらう
私にだって、ソウジが必要です!

赤字が凄く気になりますね。やはり宗教的な物が絡んでくるのでしょうか。

その前の大量のカットインでは赤い月の前で人魚の姿をした会長と思われるCGもあったり。
島には妖怪が集まるという所からも巫女やこの部分が関連してきそうです。

20170918 (3)

20170918 (4)

いやはや妄想が捗る捗るこういう演出大好きです(ちょろい)。楽しいです。発売が楽しみですね!

それとクローデットさんめっちゃかわいいですね。高飛車な彼女をさっさとデレさせたいです。
あとはアリスだけしかまだ出ていませんが私服でショートパンツ、寝巻にジャージ姿と結構好きな感じだったので服装にも楽しみが出来ました。



さて、本編の別の体験版は追記部分にしまっておきます。
そして多分直接リンクで見てる方は折り畳みも表示されちゃってるかもしれません。
画像リンク以下はヤミサンとは全く関係ないのです。


それではまた次の記事にて。





                         
                

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好きなエロゲを3つ紹介するブログ合同企画

category - レビュー
2017/ 08/ 19
                 
今回の記事は他エロゲ関係のブログを持っていらっしゃる方々との合同企画となります。
参加者様は後ほどリンクと共に紹介させていただきます。



内容


自分の好きなエロゲを3つ挙げる
以上!特にレギュレーションはありません。

自分が過去にプレイしていたエロゲをひっくり返してみましたが、大した量はなかったので思いついた好きなエロゲを私は挙げてみようと思います。
ただ、私が好きなエロゲなんてお勧めゲームの欄見れば分かる話なのでおすすめから特に好きなゲームを2つそこから。
残り1つは一覧にないものから書くこととします。
いつもと書き方も若干変えています。幅の都合上見づらいかもしれませんがご了承ください。

それでは早速いきましょう。


神樹の館/Meteor


原画:雨衣ユイ(Yuyi)
シナリオ:田中ロミオ

主人公、工月秋成は、大学の友人の麻子と、山奥にそびえ立つ洋館、「真珠邸」へと辿り着いた
快く迎えてくれたのは、メイドの紫織。警戒してか近寄ってこない双子の少女、斎と伊美
姿を現さない、館の主人。こんなにも巨大な館にもかかわらず、住人は、たったの4人

もともとは、卒業論文のための資料を探しにやってきた、秋成と麻子
メイドの紫織が、二人を書庫に案内する
「よろしければ、しばらくお泊りになって、存分に研究なさってください―――」

夜。慣れない枕になかなか寝付けない秋成。どこからか聞こえてくる、少女の唄声
誘われるように、館の奥へと足を踏み入れる。そこには、座敷牢の中で悲しげに歌っている、和服の少女
傍らには、白狼。ぞっとした瞬間、メイドの紫織の声が
「屋敷の中は、危ない場所もございます―――冒険心もほどほどに」気がつくと、館の中
さっき見た光景は、夢か、幻か

そうやって、秋成と麻子は、徐々に引き返せない領域に、足を踏み入れていくのだった……


これだけじゃよくわからない。
「幻想的な館に囚われた者たちの、はかなく切ないラブストーリー」
このようなキャッチコピーがつけられています。どちらかと言えばストーリーよりこちらのキャッチコピーの方が作品を端的に泡らしているような気がします。

OPはこんな感じ


曲はとても穏やか、不思議な館と意味ありげな人形。それぞれの登場人物に役割がしっかりとある事が伺えます。
実際にこの曲をフルで聞くと曲調も印象も全然違ったものになります。フルがめちゃめちゃかっこいいし気持ちいい。流石のいとうかなこといったところでしょう。

作品中の情報量が多くてこれらの内容だけではとてもじゃないけど魅せられないのでやってみるに限ります。
今は私が買ってプレイした当初よりDL版だったり色々出てますので安く買えるようになっているみたいです。

蓋を開けると民俗学やドグラマグラ、泉鏡花など文学の嵐。それをしっかりと雰囲気に沿う形で仕上げてくる希はすごいと思います。独特な彼の文体がとても輝いている作品です。
シナリオ欄に希は書いていません。OPクレジットにも希は出てきていません。なのに突然出てくる。
前はmixiの日記で読むことができたのですが、ログインできなくなってしまったので批評空間の抜粋を引用します。


希「『神樹の館』はそうだよ、茗荷屋さんは麻子ルートのテキストを書いてる。麻子ルートに関しては、俺はプロットと、あとはシーンの付け足しぐらい。田中ロミオさんは、ロリ双子のルートを書いた。あれだよ、茗荷屋さんも田中さんも、俺の文体に合わせて書いてくれてなあ、ありがたかったよ」

希「神樹に関しては、田中さんからは名義を貸してもらう程度だったんだよ、企画の開始時点からね」


ということです。実際のところはロミオが書いているのは双子のルートだけなのです。
そして突然出てくる茗荷屋甚六。今の時代から考えるとありえないくらいライターが突出しているし、私が好きな人たちをこれでもかというくらいに詰め込んだ作品になっています。
癖のあるライター達ですが、作品をばらばらにすることなく文体や内容の違和感もほとんどなしとかなり綺麗にまとまっています。

それぞれのキャラクターには物語を描くうえでの役割がはっきりと与えられています。
麻子には外から来た者への館の特異性が、双子には館の住人たちの正体が、紫織には館の在り方を証明する役割があります。
それぞれのルートで点々としている伏線も別ルートにて回収していくので考察が好きな方は読んでいて非常に楽しい作品です。双子ルートのラストは少々謎を残して終わりますが、そこには目を瞑ってくださいw


ここまでテキストやシナリオばかりに触れてきましたが、OPをはじめBGMのレベルも非常に高いです。作品の盛り上げるところで的確に音楽を挿入してきており、テキストで鳥肌が立つほど感銘を受けているところに追い打ちをかけて盛り上げてくるBGM。本当に気持ちが良いです。CG、テキスト、BGMが噛みあう瞬間がいくつもあるのですが、その度に昂るのを抑えられませんでした。
ただ、BGM自体は短い物が多くリピート再生になるのでそこは勿体ないところかなと思います。それがかえって違和感を産んでいます。

つかんで引き寄せようとした、  の手が。
―――ずぅるり、と。
工月の引いた力のままに―――
―――手応えは、酷く軽かった。
藁細工の人形の腕を引いたって、これほど軽くは。
引き抜けまい。


これだけでも鳥肌ですね。こういった癖のある文章が散見されたり希の夢野久作好きなところがひしひしとあふれ出ている作品です。
民族学たっぷりの館モノでに浸りたい。希節をたっぷりと味わいたいということであれば―――

―――ようこそ、神樹の館へ
この怪奇渦巻く幻の館で
存分に、お迷いくださいませ……





きっと、澄みわたる朝色よりも、/propeller


原画:やすゆき
シナリオ:朱門優

エロイッカイダケと揶揄されようとも私はこの作品が大好きです。
ひよゲーというならひよゲーで良いじゃないか。実際はそうとは言い切れないけれども。
青山ゆかり大好きな私にとってはとても良いエロゲでした。

数年に1回はこの作品を夏~秋にかけて季節を合わせてプレイするのがすごく風情があって好きです。
描かれているテーマはいくつかあり、心に残る言葉も多々あります。その時々の自分の置かれている状況で前回プレイしたときとはまったく違った印象や違った部分で感銘を受けることができるのは何度も楽しめる証拠です。

音楽・雰囲気ともに素晴らしく、暗黒絵師から描かれる即座に崩れる世界も好きです。仲の良い人物だからこそのシリアスとコミカルを織り交ぜて進んでいくテンポの良い会話は圧巻です。
お朱門ちゃんらしくテキストはテンポが良いとは言えませんが、テキストの端々から感じられる意味がある感覚は考察ゲーシナリオゲー好きな身からしたらたまらなく楽しいです。

ただ、いざ言葉にしてみるとあまり多くを語れない事に気が付きました。
まだまだプレイが足りないのかも知れませんが、公式であらすじを読んでみて肌で感じて欲しい作品です。
四君子の友情を中心に読み取っていくのも良いですし、学園の違和感を感じ取っていくのも良いと思います。お朱門ちゃんの言葉遊びを中心に色々と妄想を捗らせるのも楽しいです。

ところでコトハノステイションは幾らでゲーム化して売ってくれるのでしょうか・・・。





SWAN SONG/Le.Chocolat


原画:川原誠
シナリオ:瀬戸口廉也

プレ・スワンソングは知っていますか。
今は公式サイトに残っています。あの日の出来事の前を綴った短編作品です。プレイ前でもプレイ後でもこれはまだ読んでいないという方がいたら是非読んでみて欲しいです。短いのですぐに終わります。

この作品は12月24日に突然の大地震が発生しクリスマスイブにも関わらず与えるもなく、多くの物を奪い去るところから始まります。
発売したのは2005年、この数年後に東日本大震災が発生したりと忘れられない作品にもなりました。
その直近で地震・崩落を題材にしたことで延期をした作品もありましたが、私にはこちらの作品の印象の方が強いです。

極限の状態になった時に人々はどのように行動するのかを瀬戸口廉也の想像で、それぞれのキャラクターに役割と主張を載せて描いた作品です。それでありながらそれぞれのキャラクターのザッピングが起こりそれぞれの物語をギラギラと描く群像劇、さながら映画のようでもあります。
極限状態で描かれる個々の弱さと醜さ。それが集団になった時に崩壊する様と爆発して膨れ上がっていく様を瀬戸口なりに重く恐ろしく表現している作品です。所謂鬱ゲーに分類はされますが、そこまで欝々としたものではなく人の壊れていく様やその中にある光を魅せてきたりと重くはありますがバランスのとれた良いノベルゲームだと思います。

上でも書いたようにキャラクターの役割がとても特徴的な作品です。
あろえは何も知らない純粋さとハンディキャップを追っているが故の想像もできない世界を。
田能村はこのような状況でもブレない純然な強さを。
鍬形は取り繕う正義が剥がれ偽善・独善に塗れていく醜さを。
などなど。もちろん主人公や柚香にも役割はしっかりとあります。
それぞれの人物を特徴的に描くことによってザッピングでの尖り方をさらに激しくしているのだと思います。独特ですがすごく良かったです。

自分がどのキャラクターのようになってしまうのかということを後から考えてみるのも面白いかもしれません。

このゲームにはエンドが2つ用意されており、どちらが好きかというのも意外と分かれるのかもしれません。私はノーマルの方が好きです。
基本的には救われないゲームなので胸にこみ上げるものがあり涙するというシーンが私はありました。
そういったゲームが好きな人はかなり楽しめる作品だと思います。




いかがでしたでしょうか。
ネタもなく、知ってたというようなランキングになっていると思います。
好きな作品となると無難なところになりますが、もしやったことのない方の興味が湧けばそれで十分満足です。
本当はHTMLタグとかCSS使ってかっこよく作ろう!って思ったんですが私の鳥頭では何もできませんでした・・・。
誰かその辺を色々と教えてください。切実に!

ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

参加者


それなんてえrg(ぐぬぬ)
気がつけば複数買い。(清流)
すときゃすてぃくす(ゆず茶)
悩むなら はじめてしまおう エロゲーマー(ひきにく)
私情主義(ヒンメル)
Reverie Note -Egoistic-(ながちょむ)
御巫祭り(改)(みかなぎまり)
Ossan Gamer Diary(たすかむ)
飢えた鼠はエロゲを噛みぬ(ねずも)
ジグザグパラドックス(四階堂)
おいしいデザートは最後に(こなたん)
よい子わるい子ふつうの子 2(OYOYO)
立ち寄らば大樹の陰(たいき)
買わぬ買わんの右往左往は浮き立つほどに浮き立ちて明け暮れないの物語(B2F)
エロゲ価格相場を見守るブログ(ion)
ビビろぐ(ビビ)


皆さんの記事も読みましたね?気になる作品はありましたでしょうか。
今はDMMもセール期間中ですし、駿河屋やげっちゅ屋などもありますので、良いエロゲライフを。

新品/中古アダルトPCゲーム販売 通販ショップの駿河屋
                         
                                  
        

景の海のアペイリア 感想

category - レビュー
2017/ 07/ 30
                 
可愛いAIを作って自分の好みを学習させて萌えたい!
下ネタが世界を救う。
そういうネタの中に描かれていたのは壮大なSF世界でした。

・景の海のアペイリア/シルキーズプラスDOLCE(あらすじはこちら

景(ひかり)の海のアペイリア

原画:いつい
シナリオ:範乃秋晴
プレイ時間:15時間程度
ルートロックなし パッチ有

○システムや動作環境
インストールの時点から凝ったUIでボイスも付いており世界観のために頑張っているなというのが見てとれました。
コンフィグ画面も凝っていますしプレイ中のメッセージウインドウ右のUIも開閉があったり独自のショートカットアイコンが設定されており近未来感を出そうと工夫しているところはよいと思うのですが、すごく見づらいし使いにくい・・・。
メッセージ最速大安定なので探したがなかったのでメッセージ表示のチェックボックスを外すことでノーウェイトにできたので助かりましたが、スクロールしないと全員分のボイス調整できなかったりと犠牲になった部分がかなり大きい気がします。ちゃんと読んでねと言われてしまえばそこまでなのですが。
設定とかはシンプルでよいのでもっと他の部分を頑張ってほしいなと思ってしまいます。
しかしそういう凝ったUIや演出があったとしてもゲーム自体は全く重くなく最後まで快適にプレイすることができました。
強制終了するバグがあったようですが、パッチを充てなくとも私は一度も遭遇せずクリアが出来ました。人によってだとは思いますが致命的なので充てた方が良いと思います。

○作画やグラフィック
立ち絵とCGどちらも安定して綺麗でした。
背景も綺麗ですし、しっかりと設定が練られて描かれているものが多く良かったです。
サブを含めてどのキャラも可愛いと思えたのも良かった点です。

○主題歌やBGM
OPを始め印象的な物が多かったです。特にOPムービーは良く動きましたし作品の興味をすごく惹く良いムービーだったと思います。
ゲーム起動時の音楽は作中でも頻繁に使われています。どのシーンから切り替わって流れても嫌な感じはなく一瞬で雰囲気を作り上げてくれる耳が幸せになれるBGMだったのではないでしょうか。
C92でメモリアルサウンドトラックが発売されるようです。欲しい。

○総評
体験版1の終わるタイミングではAIとVRMMOの世界を描いていく内容。体験版2が終わるタイミングではそれにタイムリープの設定が加わります。AIや仮想現実のように近未来のテクノロジーを描くことに加えタイムリープやタイムパラドクスといったSF展開も交えてSFが好きな人にはたまらない内容になっているのではないでしょうか(詳しいわけではないのでどう評価されるのかはわかりません)
作中でもゲーム中での設定とライターの解釈がきちんと図解されている点は良かったです。
20170730 (4)

ただ解説が長いわりに回答と行動は各人の頭の中でのみ整理されて出されている部分が多く私の足りない頭ではなかなか難しかったです。オルタくらいわかりやすくないと一度に理解できません・・・。
タイムパラドクスや多世界解釈には自分なりの考えを持っていたのですが、本作を通しまた知見が深まったような気がします。

このような色々な設定に対する回答は序盤にも散りばめられていますが答え合わせは後半一気に来るので後半の情報量はすさまじかったです。
途中で入ってくる謎の人物シンカーとの腹の探り合いも情報が伏せられながら行われており理解がなかなか至りませんでした。
解説チックな部分が多くテンポが悪いと感じる方もいるかもしれませんが、そこは他のパートでの軽快さで帳消しということで。

範乃さんの書かれた前作『あの晴れわたる空より高く』もそうですが、日常的に下ネタがバシバシ出てきます。本作は前作以上にその色が強く見られ、主人公のデザイアのせいで緊張感のあるシーンもなぜか緊張感がない。良くも悪くもライターの色が強く出ている作品です。
範乃さんの上手なところで会話のテンポはとてもよいですしテキスト自体は読みやすいので解説部分以外はサラサラと読み進めることができます。日常会話でキャラの魅力をしっかりと引き出してくれているのも良いところでした。
20170730 (1)
20170730 (3)



CV橘まおということもあり三羽の日常会話はとても耳に良かったです。義妹ですがツンデレ妹で兄に対し精神的攻撃だけを行うもそれも照れ隠しと思えるほどに可愛いもので主人公に下ネタで煽られるとすぐに画像のように打ち負かされてしまう。このパターンのやり取りが非常に多いのですがバリュエーションも豊富で橘まおの演技も必死さが伝わってくる様子なのが◎
『神様のゲーム』の萌も直情的な部分があり直前に似たボイスを聴いたという事も合わさってフフっとなる部分もありました。
関係ありませんが、ボイスで言えば三羽がデザイアの詠唱をする部分の各塩基の呼び出し方がすごく可愛かったです。

20170730 (5)


こんなことで泣き出しちゃうアペイリアも凄く可愛いですし、お姉ちゃん面して甘やかしてくれる久遠も主人公のために一心に尽くそうとしてくれる一途なましろも皆可愛い。キャラの魅力がすごく伝わってくる良いテキストだったと思います。

構成としてはなるべくしてなった1本道。絶対全員が助かる未来なんてないし辛い選択肢を迫られると思っていたのですが、そういった選択肢はなくほぼないに等しいと思います。メールを選択するところがありますがそこをシュタゲのようにしてくれればループしたりで面白いのかもしれませんが構成上そうもいかない作りだったので少し勿体ないなと感じました。
また、各キャラの過去についても驚くほどあっさりと終わってしまい拍子抜け感が否めず。そこはもっと掘り下げて欲しかったです。

タイトルについても少し考えてみて光⇔影(景)と考えられなくもないなとは思ったのですがそうするとThe sea of the "landscape" of Apeiriaの部分がいま一つしっくりこなかったのでどなたかの考えが出てきたら見てみたいです。


内容が難しすぎて私では理解できない部分があったので多分もう一度プレイすることになると思いますが、そこそこ良いシナリオゲーだったと思います。シーンは特に惹かれなかったのでそこはあまり期待しない方がいいのかも。
メールの設定があったからシュタゲかな?終わバかな?このループならオルタかな?とか色々と持っている知識を動員してみましたがこの作品はこの作品でしっかりとした世界観があってとても面白かったです。知識を広げるきっかけになりそうなエロゲだったと思います。


最後に
イメージ1559

これは次回作はチームA5和牛からの新作が出るということを示しているということでいいんですよね!?期待してます。


それではまた次の記事にて。

景(ひかり)の海のアペイリア
Windows XP, Windows Vista, Windows 7, Windows 8, Windows 8.1, Windows 10
シルキーズプラス(DOLCE)

                         
                                  
        

このままだと弟がテクノブレイクで死んじゃうから子作り! 感想

category - レビュー
2017/ 06/ 04
                 
GIFが貼ってある都合で若干重いのですがご容赦ください。あまりに動作がしなければ外して別の方法を考えます。

・このままだと弟がテクノブレイクで死んじゃうから子作り/アトリエかぐやHonky-Tonk Pumpkin(あらすじはこちら

このままだと弟がテクノブレイクで死んじゃうから子作り!

原画:yoppy
シナリオ:華田久作

○システムや動作環境
文字が読みにくい方のやつでした。最低限の機能は備わっていますのでいつも通りです。
動作についてもエロゲノートでも問題なく動いています。桜の舞うシーンがあるのですがそこは読み込みに一瞬止まる程度で他はサクサクです。

○作画やグラフィック
私が好きな絵と塗りで◎。立ち絵にジト目が加わっていたり差分が多かったので大満足です。ただベッドに一緒に横になるシーンなどで立ち絵を横にして表現するのは首が痛いのでやめてください。。。
テーマ通りボテ腹シーンも結構多めです。これらの一部やレオタードのCGでは違和感があるものが多いのが気になりました。
妊娠後でお腹の大きさが段階的に変わったり胸の大きさも変わりましたし、乳輪の大きさや色まで変えてきたのには拘りがあるなと感じました。私はあまりわかりませんが、そっち系が好きな人にはなかなか喜ばれるのではないでしょうか。色の変化については結構良かったと思います。

○主題歌やBGM
ここも特段書くこともありませんので割愛します。

○感想と総評
ここのラインの作品はLOVEトレ以降追いかけていますが、JD温泉に続き3作目となります。LOVEトレを超えられたのかと考えると非常に悩ましいところですが、僅差でこちらに軍配が上がりそうな評価です。
つばめさん大好きな私としてはやはり今作も希実華ちゃん。しかし唯那さんもかなり良かったです。岬は自分の中では頭一つ低い位置となりました。
エロに関していえばずば抜けてこの作品のレベルが高いと思います。相当頑張ってます。

今作で大きく評価したいのはアニメーションの強化です。
他のメーカーと比べるとまだまだ色々出来るでしょうという所やおかしいと思う所もありますが、拘りも強いです。

テクノブレイク

体験版のシーンでもあるおっぱいツンツンのシーン。画像を繋ぎ合わせただけなのでカクカクですが、実際のアニメーションはもっと動きがあり揺れ方や陰影の変化に感心しました。
指で押すだけでこれだけ揺れるんですからそれはそれは楽しい事でしょう。見ているこっちも楽しいです。
気になったらこのシーンと希実華のグラインドのシーンは体験版でもアニメーションの確認できるのでプレイしてみて欲しいです。
本編中の岬と希実華の騎乗位のシーンも立体的な動きになっており今作は騎乗位にはバリエーションを持たせて来たので嬉しいですね。

過去作まではしゃぶりながら口をもそもそと動かすシーンがあったのですが、今作からは舌も出て動くようになりました。モザイク越しなので動きはすごくわかりにくかったりするのですが、舌で舐めとるアニメーションがあったのはすごく良かったです。

本編には縦パイズリもいくつかありますしパイフェラもいくつかあります。男性器が見え隠れするところだったりしゃぶる際の動き方視線の使い方なんかもかなりパワーアップしているように感じました。エロに対しては結構工夫をしてきた印象です。

以下はいくつか気になったシーンのCGですが、どれもアニメーションが良かったので本編で見て頂きたいです。
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さて、肝心なヒロインですが、岬は別としても唯那と希実華はめちゃくちゃ強かったです。
岬についてはかなり甘々な展開になります。ほんとに弟大好きオーラがかなり出ていますが私には響かなかった。
このラインはバブみはほぼないんですが、唯那については申し訳程度の授乳手コキと幼児プレイがあったり。それ以上にアグレッシブに見える岬以上に貪欲で視線がものすごくエロいです。そしてCVが花澤さくらいうこともありハイレベルだったと思います。
ほどよく甘やかしてくれるし、家事も出来るし優しい何でもできる良いお姉ちゃんなのにここまでエロいのもいいですね。

希実華は全体的にかなり優遇されているヒロインだと思います。
シナリオに紐づくキスシーンであったり、それを利用したキスをしながらのシーンがあったりと他のヒロインと待遇が全く違います。CGも唯一キス時のアップがあったり。顔を赤らめる立ち絵の差分もいくつかあるなど愛されている感じがしました。
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唯一出産後の子供と映っているシーンがありますが、かなり美人に成長しています。
しかも妊娠が原因で精液をかなり欲するようになる設定付きとエロさも申し分ない。
このキャラでCVの葵時緒も好きになりました。
イチャイチャしてる感じは一番出ており、馴れ初めだったりその他の部分が岬と唯那と比べるとしっかりとしていたと思います。


二人ともつばめさんと並ぶくらい好きなヒロインです。希実華についてはそれ以上かもしれません。


ただ、本作で気になったのはテーマ通り子作りです。LOVEトレやJD温泉の時のように変にシナリオを入れてこようとしないところは良いと思います。妊娠はすぐにしますが、シーンはその後も多様にありますし少し違ったプレイも出てきます。
私がそこまでボテ腹が好きというわけではないので、ここまで作中でがっつり出されると・・・という感じです。
乳首の色が茶色くなったり母乳が出たりとか色々属性を入れてきているのはすごく嬉しいのですが、妊娠はもっと後の方で数枚で子作りのプロセスがもっと長いと思っていた分面食らったのでそこは下げる所なのかなと。
ちゃんと公開されてたCGで妊娠があることはわかっていたのですが、そのウェイトを図り間違えたというのが原因です。
ハーレムルートに至っては全員妊娠してからのスタートですし、CGも幅が納まり切らなくなり横にスクロールしまくったりお腹で構図がよくわからなかったりと色々とカオスだったのも下げるポイントになっています。
ハーレムは前作までの方が間違いなく良かったです。まるで意味が分からなかった。。。


下げたところを補ってなお余るヒロインの魅力はもの凄いのでこのLINEを追っている人にはプレイしてもらいたいです。
ボテ腹がからっきしだめだったり黒っぽい乳頭が嫌っていう人は避けた方がいいかもしれません。

もしボテ腹ダメって人でも普通のシーンだけでも実用性はかなりあると思います。
これも大切にしておこうと思います。


それではまた次の記事にて。