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花の野に咲くうたかたの 感想

category - レビュー
2015/ 03/ 30
                 
今月は新作を早めに消化できたので早速レビューを書こうと思います。

・花の野に咲くうたかたの/あっぷりけ

○基本情報
シナリオ:桐月
原画:オダワラハコネ
プレイ時間:17時間程度
ルートロック有、グランドルート有

○システムや動作環境
ライトユーザ向けに作った作品らしく、フローチャートなのにフローチャートらしからぬ簡単さで意味を感じませんでした。フラグメントもルート進行中に別ルート中盤のものが突然手に入ってしまったりとそこはよくわからなかったです。
動作は全体的に軽く欲しい機能は揃っていました。
たまたまだとは思いますが、PCと相性が悪かったのかセーブ・ロードが出来なくなることがありました。強引にセーブを後半はするようにしていましたがやはり怖かったです。

○作画やグラフィック
背景や表現は相変わらず綺麗です。自然の描き方が美しいなと前作同様に感じました。CG、立ち絵に関しては若干ムラがあったように思え良いもの、悪いものどちらもあったように思います。
塗りに慣れていないせいかどうしても違和感を覚えたままプレイを終えました。

○BGMや主題歌
BGMはやはり強いです。良いと思える曲が多く流し続けていても飽きませんでした。鷹石さんのサントラがあるのは嬉しいですね。
主題歌は私はそこまで良いとは感じませんでしたが、こちらもかなり評判が良いようです。

○総評と感想
「見上げた空におちていく」「コンチェルトノート」「黄昏のシンセミア」とは大きく路線を変更し伝奇要素はかなり薄くなりました。氏が仰っていたようにライトユーザ向けに優しく作られたというテーマは守っている作品だと思います。
このような謳い文句があった以上そちらの方面に過度な期待をしないにしてもどうしても比較してしまうものです。そう考えるとリバコロは別枠と考えたとして三作に比べて明らかに弱い作品だと思います。
優しさ・温かさを追求していった結果がキャラの立たなさや印象の薄さに繋がってしまうのであれば少々悲しいです。
魅力的なサブキャラがほぼいないというのも痛い点だと思います。あっぷりけの一つの楽しみだったのですが今作では贔屓目に見ても先生くらいでした。
また、各ルートの盛り上がりがほぼなかったのには声が出ませんでした。どのルートでもさらっとくっついてさらっとEDになっていました。中盤に強めのライターだと思っていたので物足りなさが残りました。
勝手な妄想ですが桜花の声が体験版をやったのにも関わらずかわしまりのさんだと思い込んでいた辺りは謎の病気です。そのせいで若干評価が落ちてしまいました。
また体験版範囲であった安楽椅子探偵っぽさは後半になるにつれ薄くなっていきます。もう少しそういう立ち回りを続けていくと思ったらとたんにアクティブになっていましたからあれはなんだったのだろうかと逆に考えさせられました

期待していた点では弱かったためそこは減点対象になりますが、日常の温かさや各ルートのEDの引き方、グランドルートは良かったと思います。ラストはじんわりきてしまいました。

新規以上に前から引っ張られてきたユーザが多いと思うので近い感想を持たれた方は少なくないと思います。
どうしても今までの印象と比べてしまうと悪く捉えがちですが、決してそうではなくそこを無視すれば優しいそこそこ良い作品だったと思います。良作と呼べるかは難しい所ではありますが。
初作からの三作品をやって意気込んで今作に取り組みさえしなければ薄い作品ではあるものの心温まることが出来るのではないでしょうか。

少し話題が逸れますが、最近やったソレヨリノに続きこちらにもくすはらゆいさんが出ています。自分に合った方向性を見つけられたのか非常に勢いがある声優さんだと思い直しました。雫先輩もとても上手に演じられていたと思いますし、今後にも期待していきたいです。


以上で感想を終わりたいと思います。




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