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ヤミと祝祭のサンクチュアリ 感想

どんな運命が待ち受けていようとも――
変えてみせる。あなたとなら

よくできたコピーだなとプレイしてしみじみと。
発売前のtwitterやこういうコピーやTOPで結構なネタバレ要素ぶち込んでくるところはどうなのかなと思いつつしっかりと楽しめました。
記事についてはネタバレは極力減らすようにしていますので抽象的な部分も多いです。

ヤミと祝祭のサンクチュアリ/あざらしそふと零あらすじはこちら



原画:神剣桜花、まろたろ
シナリオ:桐月、温泉大祐
ルートロックなし
プレイ時間:20時間程度

○システムや動作環境
私のロースペックPCでも選択肢直後以外はサクサク動いて快適なプレイでした。スキップ速度が選べるところも地味に嬉しい。
フローチャートを採用していますのであまりスキップは使用しないとは思いますが細かい移動にはスキップがあると助かるので優しい配慮です。
付箋のシステムは全く使わないままクリアしてしまったのですがどう使うと便利だったのでしょうか。
クローデットがとても良いキャラだったのでボイス登録が出来たりすればなと高望みもしてみたり。

○作画やグラフィック
凄く乳袋です。どのメインヒロイン達も胸が大きいし柔らかそうです。
CGはどれも綺麗です。ユーリエはゲームをはじめ日本文化が好きなのであんな部屋いいなあと思えるような背景もあったり。
離島がメインなので自然あふれる背景が多いのですがどれも丁寧で美しかったです。
立ち絵はバリュエーションはそこまで多くありませんが、服装差分が各キャラそこそこありましたので少し前に桐月さんが仰ってたことを考えると頑張ったのだなあと。
亜梨栖の水着をもっと見たかったので水着の立ち絵はたくさんあってほしかったです。


○主題歌やBGM
OPや挿入歌、EDはどれも良かったです。Ducaさんの唄声が染み渡るし作品に良く合っていました。
BGMも印象に残る物が多く、やはりBGMのタイトルが数秒でも表示されてくれると記憶にも残りやすくていいですね。
キャラの掛け合いがコミカルな部分が多いのでターキー・トーキングのBGMはかなり強く印象に残っています。


○感想
面白かったのですが、キャラによって結構ムラがあったように感じました。
自分が感じた攻略推奨順に書いていきます。悠里>ユーリエ>クローデット>亜梨栖の順です。

・綺堂 悠里
ノアの伏線を回収してくれるルートです。キャラもどちらかというと一歩引いている大人しいキャラなのでシナリオも相まって一番インパクトに欠けるルートだったと思います。

・ユーリエ・フォン・フェルトベルグ
体験版範囲でも何かの目的があってこの島にやってきていることは明白だったのですが蓋を開けてみるとそこまで掘り下げられた内容にはなっていなかったのが残念でした。
このルートでしっかりと登場してくるサブキャラがむしろ評判だったりで本人は腹芸が多く掴みどころがないまま最後までいってしまうのでこちらもまた印象の薄いルートです。
亜梨栖ルートへの伏線、クローデットルートへの足掛かりになる部分も含まれていますので先にプレイした方が良いと思います。
あ、目隠しプレイのシーンはとても良かったです。好奇心たっぷりなユーリエならではということで◎

・クローデット・ベルフラウ
体験版が明けた途端に一気に高飛車のチョロインに堕ちてくるクローデット可愛い。
キャラの掛け合いも彼女の勢いとキャラクターで成り立っている部分が多いと感じるところからも愛着も持てたキャラクターです。
シナリオも真相に迫る部分が出てきたりして盛り上がるのですが、一番疑問が多く残ったルートでもあります。
一応亜梨栖ルートとあわせて解答は持てたのですがフラグメント部分はあまりしっくりこなかったり。
いずれにしてもキャラクターが自分の好みにすっぽりハマってきたので満足できたルートです。

・姫神 亜梨栖
この島の真実に触れるルートでもあり謎(?)であった姉の伏線も回収する答え合わせともなっているルートです。
上でも書いているようにこのルートを先にやる事も出来るのですが、他があまりに薄いのでキャラが好きになれないとなかなかにつらいものになってきますので、構成上にしてもボリュームにしても彼女を最後にやることを推奨します。
主人公の相棒とも言える彼女が好意を自覚し受け入れていく姿がとても良かったです。ストーリーではどこでもクローデットをいじり倒す仲の良さを見せつけてくれるコンビネーションが気持ちの良いキャラです。
すごく大胆な水着を着てくれるのに水着のシーンがないのはなぜなのでしょうか・・・。
風音が声優と言う事もあって安定感がありましたが、好きなキャラではやはりクローデットに軍配が上がります。

twitterでも少し書いたのですが、シナリオは予想以上に薄いです。
島の真相についてもそうですし、ヤミと祝祭のサンクチュアリ他体験版感想で記載していたような暗躍する姿なんかもほとんどないです。
クローデットに関しては体験版でさも自分が操られているという空気を醸し出していたにも関わらずその部分は家は家島は島と言わんばかりのぶった切りになっています。
ノエルの出生についても引き合いに出した意味がほとんどなかったものですし、ところどころ出てくる成績の話は結局何だったのかとなるくらいの投げっぷりだったりと詰めが甘い点は目立ちます。姉についても実質答え合わせする必要もなかったわけですし・・・。
どのルートもラストがすっきりと終わらなかったのと伏線を見た時のカタルシスがほとんどなかったのは残念でした。

舞台設定はせっかくとてもよかったのに伝奇要素もあまりなく主人公の力で押し切る部分がほとんどだったり、上記のように掘り下げ足りない部分が多かったりと残念な点は多かったです。
そして水着を出すのに満足な水着でのシーンもあまりないしフラグメント含めシーンが少ないのも残念な点です。
ここまでスタイルが良いキャラがたくさんいるのに活かしきれていないのは勿体ないなと。どの子も素晴らしい巨乳っぷりなのに。

ただ、私にとってはそれを補ってなお余るSDの可愛さとクローデットと亜梨栖の可愛さがありました。
今年のゲームの中では二人ともかなり好きな部類に入るキャラクターです。
亜梨栖は考え方であったり立ち居振る舞いがカッコイイのに女性的な姿を見せる一面もあったりするところや、主人公の良き理解者でありつつも干渉をしない度量を持ち合わせていて人間としてとても出来ている点に好感が持てました。
それでいてそういった姿にいやらしさを微塵も感じさせないのが風音のうまさなんでしょう。
そしてビックリするほどの巨乳です。あとなぜか髪をかき上げるしぐさが多くあり、ワキを強調しているのにそれを活かせなかった理不尽さがあったり。シーンには不満点が多いキャラです。

クローデットは作中一番のハイテンションキャラクターですし、曇りのない笑顔やたくさんの表情を見せてくれますのですごく明るい気持ちになる事が出来ました。
20171103 (4)
こんなことを実直に言ってしまう素直さも持ち合わせ乍らも学閥の長たる強さを持っている彼女。

20171103 (2)
一転して主人公にはこのように屈託のない笑顔とあどけなさをぶつけてくる彼女のギャップに敵いませんでした。完敗です。

絵にかいたようなチョロインの彼女なのにここまで惹きつけられたのには正直驚きました。それだけ魅力的なキャラクターだと私は思っています。


あまりシナリオに過度な期待を持っていると痛い目を見るので、綺麗な背景でそれなりなシナリオと可愛いSD絵、キャラクターの楽しい日常を見たいという人には丁度良い作品にです。
記事内ではあまり触れていませんが、立ち絵の表情の豊かさも楽しめる作品になっていると思います。
作中ではあざらしの自虐ネタとかがぽろぽろ転がっているのでそれも探してみてください。
とても良い巨乳を沢山もらえました。続編があってくれても良い終わり方なので楽しみにしています。


それではまた次の記事にて。

20171103(5)






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